とにかく!中高年デスクワーカーでも無理なく健診を正常値にする方法

自分だけは大丈夫のハズ!それなのに健康診断の数値が異常値。そんな50代のデスクワーカーが奥さんの協力を得て、無理なく正常値に戻すために出来たこと

糖尿病の合併症

主な糖尿病2型と1型の決定的な違いとその他の糖尿病

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糖尿病のほとんどは生活習慣病である2型!血糖コントロールで予防効果大

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、糖尿病患者といわれる方々のほとんどは2型糖尿病です。

1型糖尿病と2型糖尿病の決定的な違いは、1型が先天的なものであるのに対し、2型は肥満や運動不足、偏った食生活といった不摂生な生活習慣が原因で発症することです。

となれば2型糖尿病は自分の心がけ次第で十分予防可能です。適度な運動や栄養バランスの良い食事で血糖コントロールを心がければ発症を回避できますし、仮に発症しても改善可能です。

一方、1型糖尿病は生活習慣とは全く関係ないせいか子供が発症することが多く、、急に症状が出て短期間で悪化します。食事療法や運動では治療効果は期待できず、インスリン療法が必須です。

ではもう少し詳しく違いをみて行きましょう。

1型糖尿病と2型糖尿病の違い一覧

 

1型糖尿病

2型糖尿病

全糖尿病に占める割合

5%

95%

原因

自己免疫異常

不摂生など生活習慣

インスリンの状態

インスリンの分泌がない

インスリンの分泌不足、インスリン抵抗性

主な自覚症状

口渇、多飲、多尿、体重減少、発熱、のどの痛みなど風邪のような症状から*ケトアシドーシスによる意識障害、昏睡など

口渇、多飲、多尿、体重減少、倦怠感、疲労感(自覚症状があるのは進行している証拠)

発症のしかた

急に発症し短期間で悪化(緩慢なものもある)

自覚症状なく始まり徐々に進行

合併症発症のリスク

有り

有り

治療方法

インスリン療法

食事療法、運動療法、薬物療法など

患者の年齢

子供に多い

中高年に多い。近年は若年化も

*ケトアシドーシス~血中にケトン体という物質が増えることで血液が酸性になること

2型糖尿病:ほとんどの糖尿病がこのタイプ

糖尿病罹患者の95%以上が2型糖尿病です。40代以降の中高年がなりやすく、遺伝要素もさることながら、その主な原因は、運動不足、乱れた食習慣、ストレス、飲酒、喫煙といった生活習慣にあるとされており、肥満している人に多い傾向があります。

近年では食生活の影響か、罹患の若年化が見られます。インスリンの分泌不足や働きの低下、あるいはインスリン抵抗性といってブドウ糖を細胞に取り込む働きが悪いことが原因です。

治療は食事療法・運動療法・薬物療法が基本。必要に応じてインスリン療法が導入されることも。

2型糖尿病は自覚症状無く始まり、徐々に長い期間かけて進行するというのが、一般的な特徴です。健康診断などの検査で早期発見するしかありません。

    自覚症状として、

  • 尿の回数と量が増える
  • のどが渇く
  • 体重が減る
  • 倦怠感、疲労感
  • といったものが有名です。

ですが、これらはある程度病状が進行したことを表しますので、早急に専門医にかかることが必要です。

さらに症状が進むと、深刻な3大合併症が待っています。

  • 糖尿病網膜症 →失明してしまう危険!
  • 糖尿病腎症 →腎不全に陥る危険!
  • 糖尿病神経障害 →足が壊疽する危険!

この他にも、脳梗塞、狭心症や心筋梗塞、歯周病、認知症等、血管へのダメージや抵抗力の低下に伴う様々な合併症の可能性があります。

自覚症状がないからといってほうっておくと大変なことになってしまいます。早め早めの治療が大切です。

2型糖尿病の診断

糖尿病と確定診断される条件は次の通りです。

異なる日に検査しても、下記ABのいずれかの結果が2回とも検出された場合、あるいは、ABが同時に成立する結果が確認された場合です。

  • A.朝食前空腹時血糖値126mg/dl以上
      または
      75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値200mg/dl以上
      または
      食後血糖値200gm/dl以上
      のいずれかに該当
  • B.HbA1c6.5%以上

2型糖尿病の治療

遺伝的な要素もありますが、過食や運動不足といった生活習慣が原因とされている2型糖尿病では、ひとたび確定診断されると、自覚症状が全くなくても、教育入院という手段が取られることが多いです。

2型糖尿病の治療にはライフスタイルの改善が大切だからです。症状が無いからといって放置せず、糖尿病という病気を正しく理解し、主体的に治療を行う意欲を養います。

治療の目的は、血糖値を正常に保って様々な合併症を防ぐこと。「食事療法」「運動療法」が基本で、症状に応じて「薬物療法」を行います。

食事療法

糖尿病においては、とにかく血糖コントロールが大切です。高血糖状態を治すための食生活を習慣づけます。各栄養素を含むバランスのとれたメニューで、食物繊維は多め、なおかつ低カロリーで塩分低めが必須。目安となる1日のカロリー摂取量はケースバイケースなので、主治医の指示に従いましょう。

バランスのとれた食事に対して、近年では、炭水化物など糖質の摂取量を抑える「糖質制限食」が台頭してきています。

ただし、自己流の糖質制限は悪影響がである可能性もあるので、必ず主治医に相談の上、自分の状態に合った正しいやり方で導入してください。

食事の回数は必ず1日3食以上とし、タイミングや量に偏りが無いよう規則正しくとります。よく噛んで食べるのも大事です。

運動療法

運動することによって、血中のブドウ糖が筋肉に利用されることになり、血糖値が下がるほか、活動量が増えることでインスリンの働きが良くなります。

肥満の解消や防止、高血圧や高脂血症の改善や予防、抵抗力の回復や向上、ストレス解消、といった効果も期待できます。

ウォーキングやジョギング、エアロビクス、スイミング等の、全身を使った有酸素運動を定期的に(毎日、あるいは週3回等)継続して行うのが望ましいとされています。

ただ、何がなんでも運動すればよいというものでもなく、症状によっては、運動を制限したほうがよい場合もありますので、運動のやり方については主治医の指示を受けてください。

薬物療法

食事療法と運動療法だけでは血糖値を下げることが難しい場合、薬物療法も行われます。血糖コントロールのため「経口血糖降下薬」を服用します。

さらに、「インスリン注射」を行う場合もあります。

2型糖尿病の場合はインスリンの分泌自体は行われているので、あくまでも膵臓を休ませるための手段として用います。

治療が奏功し膵臓の機能が回復すれば、インスリン療法の併用が不要となる可能性もあります。

インスリン注射は通常ペンタイプで扱いが容易ですし、細い針を使用していますのであまり痛みもありません。安心して治療効果を期待しましょう。

管理

血糖値の管理のほか、3大合併症の気配があればいち早く発見するために、定期的に眼圧検査、腎機能の検査等を行います。

糖尿病の合併症は深刻な疾病ばかりですので、初期症状が見つかったら、至急適切な治療を開始することが肝心です。

1型糖尿病:膵臓のβ細胞が破壊されるタイプ

膵臓のβ細胞が破壊されてしまうことにより、インスリンの分泌が全く、あるいはほとんど無くなってしまう糖尿病が1型糖尿病です。

糖尿病罹患者に占める割合は約5%と圧倒的に少ないですが、子どもに多くみられます。ただし、他の年齢層で発症しないということではありません。

原因は自己免疫異常。肥満や生活習慣は関係ありません。治療としては、一生、インスリンを毎日注射することとなります。

突然発症してすぐに自覚症状が表れ、進行が早いことが多いです(ゆっくり進行し、症状がわかりづらい場合もあります)。

口渇、多飲、多尿、体重減少等の初期症状に続いて、発熱や喉痛、咳、腹痛、嘔吐感等の風邪のような症状が出ることが多く、ケトアシドーシスになると、劇症型では意識障害も起こします。

ケトアシドーシスとは、ブドウ糖をエネルギーに変換するはずのインスリンの作用不能により、ブドウ糖の代わりに脂肪からエネルギーを得ようとすることによって発生するケトン体が、血液の中に急激に増えてしまう状態です。体に異常が発生し、昏睡状態に陥ることもあります。

1型糖尿病は、発症の仕方によって、「劇症1型糖尿病」「急性発症1型糖尿病」「緩徐進行1型糖尿病」の3つのタイプがあります。

それぞれの診断基準は、下記の通りです。

  • 劇症型
  • 口渇、多飲、多尿、体重減少等の糖尿病症状が出た後、1週間程度でケトアシドーシス(急性合併症)発症。血糖値288mg/dl以上。※急激な高血糖のためHbA1c値に異常が見られません。

  • 急性発症型
  • 口渇、多飲、多尿、体重減少等の糖尿病症状が出た後、3ケ月内にケトアシドーシス発症。膵島関連自己抗体陽性、または内因性インスリン欠乏。※1型糖尿病の典型例と言われているタイプです。

  • 緩徐進行型
  • GAD抗体陽性。内因性インスリンの分泌の低下。
    ※2型糖尿病のように徐々に進行するため、2型と誤って診断されてしまう恐れがあるタイプです。

1型糖尿病も合併症を引き起こす可能性があるという点では2型と同じで、すぐに治療を要します。

1型糖尿病の治療

インスリン注射によってインスリンの補充を行い、血糖コントロールをします。注射の量や回数は症状によって異なります。

体の中にやわらかい針を入れて、携帯型のインスリンポンプでインスリンの持続注入を行うインスリン持続皮下注入療法(CSII)という方法もあり、保険診療が可能です。

インスリン治療は、緩徐進行型でインスリン分泌能力が残存している場合でも、能力維持の可能性を残す効果を期待する目的で行います。

一生インスリン治療を行わなければならないことは、精神的にも経済的にも負担が大きいことでしょう。ですが、インスリン注射や血糖コントロールを生活の一部とし、定期的な診断を受けながら、普通に生活を送っている患者さんが大勢います。

インスリン治療のおかげで、1型糖尿病は死に至る病では無くなりました。ストレスのない生活も糖尿病にとっては大切ですので、前向きに人生を楽しむ工夫をしてみてください。

また、1型糖尿病は、2型のような生活習慣病ではありませんので、肥満患者や成人患者の割合が低い病気です。2型のように厳格な食事療法や運動療法は必要ありません。生活習慣病を予防する程度に健康的な生活を心がければ、十分です。

その他の糖尿病:特殊な原因による3つのタイプ

上記以外の糖尿病には、以下の3つのタイプがあります。

  1. 遺伝子異常が原因の糖尿病~ミトコンドリア糖尿病、若年発症成人型糖尿病
  2. 他の病気が原因で起こる糖尿病~クッシング症候群、内分泌疾患、慢性膵炎などが糖尿病を誘発
  3. 妊娠が原因の糖尿病~妊娠糖尿病

遺伝子異常が原因の糖尿病

ミトコンドリア糖尿病や若年発症成人型糖尿病が主な例です。若い世代に発症しやすい傾向があります。

他の病気が原因で引き起こされる糖尿病

クッシング症候群や先端巨大症等の内分泌疾患、慢性膵炎等により引き起こされます。これらの病気の治療薬剤が原因となることもあるので、一般的な糖尿病治療とは治療法が異なる場合があり、注意が必要です。

妊娠中をきっかけに発症する妊娠糖尿病

高齢出産の場合は、特に注意が必要です。胎児への影響を考慮し、投薬以外の治療が検討されます。出産後に問題ない状態に戻ることが多いですが、糖尿病体質の可能性があるので、その後も注意しましょう。

まとめ

  • 2型は糖尿病の95%を占め、中高年に多く、生活習慣が主な原因。1型は子どもによく見られ、自己免疫異常が原因
  • 2型の治療は食事療法、運動療法、投薬療法が基本。1型は毎日のインスリン注射が基本
  • 1型は急に発症してすぐに悪化することが多いが、2型は自覚症状なく進行していくため健診の血液検査でチェックするしかない
  • 1型2型以外にも特殊な糖尿病型がある

 
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