とにかく!HbA1cを下げるのに役立つサプリと守るべき食事療法のルール

自分だけは大丈夫のハズ!それなのに血糖値の指標であるHbA1cが5.9%だと分かった。そんな50代のデスクワーカーが奥さんの協力を得て、無理なく正常値に戻すために出来たこと

HbA1cを下げる

妊娠糖尿病における血糖値とHbA1cの判断基準

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血糖値が上がりやすい妊娠期に必要な血糖コントロールとは?

妊婦の10人に1人以上が妊娠糖尿病に!

妊娠糖尿病って?

妊娠中に初めて見つかる、あるいは発症する糖代謝異常のこと。正式な糖尿病にまでは至らない軽度であることが多いです。

妊娠前から糖尿病であった人が妊娠したら「糖尿病合併妊娠」といい、妊娠糖尿病とは区別します。妊娠糖尿病は明らかに妊娠中に発症したもののことをいいます。

妊娠中は血糖値が上がりやすいため妊娠糖尿病になりやすく、発症率は約12%と高率。10人にひとり以上がかかっています。

たとえ妊娠糖尿病にかかっても産後は元通りになります。しかし本当の糖尿病にかかりやすくなるので注意が必要です。

どうして妊娠糖尿病になるの?

一言でいうと、エネルギー源として胎児がブドウ糖を要求するからです。

私たちが食物を摂取するとブドウ糖に分解されて血液に流れ込むため、一時的に血糖値が上がります。

しかし、インスリンが血中のブドウ糖をエネルギー源として細胞に取り込ませたり肝臓に蓄えさせたりするおかげで血糖値は徐々に正常の範囲にまで下がっていきます。

このシステムを糖代謝といい、私たちは正常な糖代謝を繰り返すことで生命活動をなしています。

ところが妊娠するとこの状況に変化が訪れます。胎児の生育にブドウ糖が必要だからです。胎児が大きくなってくるとカラダの働きがブドウ糖を胎児に優先的に回すよう作り替えられます。

すなわち、胎盤からインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたりインスインを攻撃する酵素が作られてしまうのです。

その結果、インスリンの機能不全に陥り血糖値が上がりやすい状況が作られるというわけです。

妊娠糖尿病になりやすいタイプは?

もともと2型糖尿病は生活習慣病。肥満や運動不足、甘いものや脂肪分の多い食事をたくさん食べることなどで発症しやすいですが、妊娠糖尿病においてはそうとばかりは限らないようです。

もちろんもともと肥満であったり甘いものを食べすぎていたりすればその危険性は高まりますが、下記のような要因を持っている妊婦さんは妊娠糖尿病にかかりやすいといわれています。

  • 家族に糖尿病既往歴がある
  • 35歳以上の高齢出産である
  • 強度の*尿糖陽性反応、もしくは2回以上尿糖陽性反応が出た

*尿糖陽性反応~尿中にブドウ糖が溶け出たもの。通常、尿中に糖分は溶け出ないため糖尿病判定の一つとなる。

  • 巨大児や発育過剰児を出産したことがある
  • 妊娠高血圧症候群や羊水過多症だった、あるいは現在そうである

妊娠糖尿病は検査でわかる

妊娠糖尿病はノドの渇きや頻尿、疲れやすさなどとなって現れますが、妊娠中はただでさえさまざまなカラダの変化が‘不調’となって現れる時期。そのため本人は気づきにくく、検査で判明することがほとんどです。

妊娠糖尿病が疑わしい場合、妊娠初期の随時血糖値検査、妊娠中期でのブドウ負荷検査が行われます。

随時血糖値が200mg/dlであれば妊娠糖尿病、ブドウ糖負荷検査で下記のうち1点でも測定したら妊娠糖尿病と診断されます。
・空腹時血糖値 ≧92mg/dL
・1時間値 ≧180mg/dL
・2時間値 ≧153mg/dL

妊娠糖尿病とわかったら?

妊娠糖尿病だと流産や早産のリスクがあるだけでなく、胎児が大きくなりすぎたり、逆に十分に育たなかったり何らかの身体的異常を生じる可能性があるため治療が必要です。

治療は血糖コントロール。基本は食事療法

1日に必要な総カロリーを求め、厳守します。また栄養バランスの良い食事を少しずつ1日に5~6回くらいに分けて食べることが推奨されます。

糖質制限ダイエットが流行ってますが、妊娠中は一つの栄養素を全部抜くといった極端な食事制限は厳禁です。炭水化物もタンパク質も、脂質もビタミンもミネラルも食物繊維も全部必要。何よりも大切なのはそのバランスなのです。

炭水化物や脂質、甘いものや塩分を控えめにし、野菜や海藻、大豆製品などを積極に摂るようにしましょう。

運動も、体調と相談しできる範囲でやってみて。特別なことをしなくとも日常生活を普通にこなすだけでもOKです。

こうしたことを行っても改善されない場合、インスリン療法が採られることもあります。インスリン注射は胎児に影響を与えませんから大丈夫です。

ただし血糖降下剤の服用は胎児に悪影響をもたらすため妊婦ヘの処方はなされません。

妊娠糖尿病にならないためにできること

妊娠中は胎児が大きくなるにつれ血糖値が上がりやすくなるため、できるだけ血糖コントロールを心がけてください。

大切なのは栄養バランスの良い食事です。たかが食事と侮らず、口から入ってくるものはすべて胎児に直結すると思って上手にとりいれて。

特に肥満や家族に糖尿病のいるかたは気をつけてください。

まとめ

  • 妊娠中は胎児が成長するにつれ血糖値が上がりやすい
  • 妊娠中のカラダは胎児にブドウ糖を回すためにインスリンの働きを弱めるシステムに変わる
  • 妊娠糖尿病は肥満や遺伝的要因でなりやすい
  • 妊娠糖尿病は胎児の異常を招きやすい
  • 妊娠糖尿病にかかったら食事療法による血糖コントロールを

 
※イザ!と言う時の血糖値上昇のストッパー(夜のドカ食い専用)
漢方サポニンを試したい方はどうぞ。糖質は「炭水化物ー食物繊維」です。だったら、食物繊維をいっぱい取ればよいという話です。(サプリなのでその効果は保証されていません)
 

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